あたしコロナじゃないのよ、片頭痛の治療してんのよ。
すぐコロナ疑惑かけるのやめてほしいのよ。ぷりぷり。(おなら)
コロナ恐怖を煽る人々が
「2週間後はニューヨークになる!」
「ニューヨークのコロナ対策はすごい! PCR件数が半端ない!」
とさんざん利用していたニューヨーク州のクオモ知事ですが、
セクハラが認定されて、バイデン大統領から辞任を促され、
とうとう辞任です。
振り返っておきましょう。
公的機関が認定する前から、クオモ知事周辺の複数の女性から
セクハラの声が上がっていたわけなんですが、
メディアとしては、
ロックダウンと超ハイパーなPCR検査を意地でも絶賛するために、
クオモ知事を「アメリカのコロナ対策の父」と称賛し、
トランプ元大統領と対比させたり、
スウェーデンをバッシングして無理やり対比したりする傾向のほうが
強かったと思います。
それを日本のマスコミが大いに利用していました。
「ニューヨークのやることだから正しい」という不思議な前提により、
ノーチェック、ノー批判で。
「ロックダウンには意味があったのだと思い込みたい」
「ニューヨークの飲食店を壊滅状態と言えるほどまでに潰して、
失業者を急増させても、正当防衛だった……はず」
「PCR検査を無尽蔵にやりまくって、ピンピンしてる人でも、
陽性ならばガンガン高額の補助金を渡してゆき、
『むしろ陽性で超ラッキーです』という人をごろごろ出したのは、
ムダではなかったと考えたい」
そんな目で、クオモ知事を眺めるメディアが多かったのでは
ないのでしょうか。
しかもクオモ知事、今年の頭に、ニューヨーク州での死者数を
9000人程度隠ぺいして、実際よりも半分も少なく見せていた
ことが発覚していましたよね。
あんなの大問題だと思うけど、いつの間にか流されて、
忘れられています。
いや、もしかしたらニューヨークのコロナ対策に憧れる日本人は、
そんな事実さえ知らないのかもしれません。
そもそもニューヨークは、ロックダウンするより前に、
陽性数がピークをこえて集団免疫の状態になり、自然な減少に
入っていたことも、私がいっくらグラフで示しても、
「まさか、かのニューヨーク州知事であらせられる、
クオモ知事様が間違っているとでも言うのか?」
みたいなノリですから、だーれも直視しませんでした。
それでいて、いま、日本でもロックダウンするべきだ、みたいな
うわ言が浮上しているわけです。
きちんと検証しておかなきゃいけないですよ。